こういうお願いは非常に面倒である。
どうしてかって?
妻曰く。「あ、彼女は機械音痴だからね?」
機械音痴が望むDVDに焼くとは、
DVDプレーヤーで、何も違和感なく再生できるということだろうか。
「あの、妻子さん?・・・なんだろ、何かすごいDVDプレーヤーがあったりするのかな?」
「は?普通のでしょ?」
「・・・そうですよね」
「いや、うちってPS3で見てるじゃない?だからさ、」
「普通のヤツで見れたらいいよ」
「普通って?」
「普通だよ、わかんないかなあ?」
実は、我が家には専用のDVDプレーヤーというものはなく、
PS3でDVDを再生しているのだ。
実はPS3くんは結構優秀でアップコンバートができたり解像度を変更したりと見やすく調整できるのである。
「あ、そうそう、これメディアね。ちょっと古いけど気にしないで」
そう言ってどこかに行ってしまう妻子。
手元には4GB のSDカード。4GB ? 意味がわからない。
混乱しつつ amazon でSDカードの価格を調べる。・・・間違いない。そうだ。今は128GBの時代なのだ。
うーん、どんなDVDプレーヤーを使ってるんだろう、スマホとかない時代じゃないだろうか。
というわけで、昔のプレーヤーでも観れるDVDを作成しなければならないのである。
・・・すごく大変である。
当方、以下の条件でDVDを作成。
非常に苦労したので、自分への備忘録&どなたかへの助けになればと思い記事にしました。
条件:
・Mac OS X ElCaptain
・Windows 7 ( VMware fusion 7.1 )
・他のこだわり。出費はDVD-Rだけ。あとはフリーソフト!
ドタバタの導入はこれくらいにしておいて、どんなプレーヤーでも観れるだろうDVD-Videoの作成を
Mac と Windows7 でどうやるかを以下に記します。
手順はこちら
ポイント
・メディアは 16:9 で作成された動画であり、どんなプレーヤーでも 16:9 で表示できるように焼きこむ。
- Total Video Converter を App Store から入手し、Mac にインストールする
- Total Video Converterを起動し、DVD(NTSC)、high quality に設定する。
- 変換を実行
- Windows7 に変換ファイルを移動
- Windows7 のDVDメーカーを起動。右下にあるオプションリンクをクリックし、画面サイズを3:2から16:9 へ変更する
- DVDメーカーで変換ファイルを読み込み、DVDを焼きこむ。メニューはお好みで。
16:9で観れるようにするのが大変でした。
まあ、DVD-Videoを作成するソフトを買ってしまえば早いんですが、2万円ぐらいしますしね。
で、実際にはいろいろトラブルがありました。
・VMware fusionで動く Windows7 でDVDを焼いたんですが、Blu-ray の外付けドライブでは認識してくれませんでした。
どうもUSB3.0のドライバがうまく読み込まれない模様。USB2.0の古いDVD-RWで対処。
(Logitec:LBD-PME6U3LBK ではうまく動作しなかった。)
・DVDメーカーはWindows7にあるのですが、Windows8ではムービーメーカーになったようです。
うちにはWindows8もあるので、それを使おうと思ったんですが、ムービーメーカーにはDVDを作る機能はない模様。
・・・なんでやねん。
・DVDメーカーで単に画面サイズを16:9に指定しても、正しく16:9に設定されずにDVD-Videoになりました。
これを防ぐには元ファイルの段階で正しいアスペクト比が書き込まれたmpegファイルを用意する必要があります。
macでお手軽に実現するにはTotal Video Converterを使うのが楽チンです。
macでお手軽に実現するにはTotal Video Converterを使うのが楽チンです。
ーその日
「妻子ッ、できたよ!」
「ふーん、ありがとう」
「・・・」
・・・こんなもんです。。
ー後日。
「友達、見てくれたって?」
「まだ見てないって」
「え?」
「そんなもんだよ」
・・・人生いろいろです。。
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